プライベートエクイティファンド(PEファンド)とは
僕の在籍している会社はいわゆるプライベートエクイティファンド(PEファンド)と言われるところです。
最近、ファンドのニュースなどでしばしばこの言葉がよく耳にするかと思いますが改めてどんなことをやる会社なのかを紹介したいと思います。
プライベートエクイティとは日本語にすると「非公開株」のことで、wikipediaを見ると次のように記載されている。
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プライベート・エクイティ・ファンド (Private Equity Fund) は、複数の機関投資家や個人投資家から集めた資金を事業会社や金融機関の未公開株を取得し、同時にその企業の経営に深く関与して「企業価値を高めた後に売却」することで高いIRR(内部収益率)を獲得することを目的とした投資ファンドである。
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引用元:プライベート・エクイティ・ファンド - Wikipedia
要は非公開株に投資するファンドになります。一般的に対象の企業の株式を50%〜100取得し、その企業の経営を行いバリューアップをしてM&Aもしくは株式上場をさせてキャピタルゲインで利益を出していきます。
最近の事例ですと、この前上場したスシローに投資していたユニゾンキャピ=タルや、マクロミルに投資していたベインキャピタルが話題になったかな。
自分のところは割とミッド、スモールキャップな投資が多く、投資額もそれほど多くありませんので大きなニュースにはあまりならないんですが。
主に仕事としては、大まかにですが、ファンド組成、案件開拓、案件スクリーニング、買収実行、PMI、バリューアップ、EXITと行なっていきます。数年〜10年ほどかけてこれを行う感じですかね。
自分は主に買収実行時のデューデリジェンスからPMIとバリューアップをやってます。
PEファンドのやりがいというか面白みはなんといってもハンズオンで経営に関われることですかね。投資の経験も必要ですが、投資してそのままほっておくと当然企業は右肩下がりになっていきます。PEは自ら経営もやってバリューアップさせないといけないので、その手触り感はとても面白いと感じる人は多いです。本当に色んなことが起こるので、それに優先順位をつけてやっていくことも大事ですし、もちろん計画を立てたこともこなしていかないといけません。目標達成がその事業の売上やバリューに直接関わってきますのでプレッシャーも大きいですが、非常にエキサイティングな仕事ができます。
こんな感じでしょうか。細かく書くと大変なので結構はしょって書いていますが、概要がわかればなと思います。もう少し詳しい話は後日書こうかな。
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